Amazonの詐欺サイトが2倍に増加 大型連休前の交通系詐欺サイト注意
ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。
※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。
2023年7月度のネット詐欺リポートでは、Amazonのフィッシング詐欺が増加している点と大型連休前に向けた詐欺サイトの動向を取り上げます。
Index
Amazonのフィッシング詐欺が増加、プライムデーに便乗した可能性も。
7月度はAmazonのフィッシングサイトが構成比と実数とも急増しました。実数べースでは2倍以上に増加、全フィッシングサイトの中で15%の割合を占め、7月11日から始まったプライムデーに便乗した可能性もあります。Amazonのフィッシング詐欺は「会員の満期通知」「お支払い方法の更新」「受取スポット」など様々な切り口で情報を詐取する手口が横行しており、注意が必要です。

会員の満期通知
お支払い方法の更新
受取スポット
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
シルバーウィーク・年末に向けて「えきねっと」などの交通系フィッシングサイトに注意
昨年は6-12月に「えきねっと」などの交通系フィッシングサイトが構成比・実数とも増加しました。GoToトラベルの影響の可能性はありますが、昨年は11月に「えきねっと」のフィッシング詐欺サイトが実数・構成比とも大きく増加、全フィッシングサイトの中で48%の割合を占めました。年末年始の旅行需要を狙った可能性も考えられます。今年もシルバーウィーク・年末年始の旅行需要を狙ったフィッシングサイトが多数登場する可能性があり、注意が必要です。
えきねっとのフィッシングサイト
ETCのフィッシングサイト
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
フィッシングサイトブランドランキング
7月度は前月に引き続きイオン銀行のフィッシングサイトが1位となっていますが、実数ベースでは3分の1まで減少しています。Amazonは12ポイント増加し、実数ベースでも2倍以上となっています。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
7月度は、銀行のカテゴリが20ポイント以上減少しており、イオン銀行の報告数が減少したことが影響しています。また例年夏にクレジットカードのフィッシング詐欺が増加傾向にありますが、実数・構成比とも増加しており、注意が必要です。


※5ポイント以上上昇したカテゴリは黄色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは灰色の矢印になります。
フィッシング詐欺被害防止のポイント
メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。
個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。
セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する
犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。