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2024年3月度ネット詐欺リポート

三菱UFJ銀行・メルカリの詐欺サイトが急増、TEPCOの詐欺サイトにも要注意

ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。

※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。

2024年3月度のネット詐欺リポートでは、三菱UFJ銀行とメルカリのフィッシング詐欺が増加している点を取り上げます。

三菱UFJ銀行とメルカリのフィッシングサイトが急増

3月は三菱UFJ銀行とメルカリのフィッシングサイトが急増しました。三菱UFJ銀行は実数で30倍、メルカリは実数で6倍に増加しています。三菱UFJ銀行、メルカリの両ブランドとも「お取引を制限します」といった内容で偽サイトにログインをさせて個人情報を詐取するフィッシング詐欺の手口が多く、どちらも規則性なく大きく上昇しています。今後もさまざまなブランドにおいて注意が必要です。

三菱UFJ銀行のフィッシングサイト三菱UFJ銀行のフィッシングサイト
メルカリのフィッシングサイトメルカリのフィッシングサイト

※画像はサイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

TEPCOのフィッシング詐欺が増加傾向。警視庁の詐欺サイトも登場

最新の情報ではTEPCOのフィッシングサイトが急増しています。TEPCOは料金未納をうたいログイン情報を詐取する手口となっており、注意が必要です。また3月に急増したメルカリは直近でも増加傾向にあります。また、警視庁のフィッシング詐欺も確認されています。手口としては「逮捕状が出ている」「口座が悪用されている」といった文言で偽サイトに誘導するというものです。4月には検察庁の詐欺サイトも確認されるなど、官公庁を装ったフィッシング詐欺に注意が必要です。

TEPCOのフィッシングサイトTEPCOのフィッシングサイト
警視庁の詐欺サイト警視庁の詐欺サイト

※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

フィッシングサイトブランドランキング

3月度はイオンカードが1位となりました。2位には三菱UFJ銀行がランクインしています。また直近でも増加傾向にあるTEPCOやメルカリもランクインしています。数か月間上位にランクインしていたETCやえきねっとといった交通系のフィッシングサイトは減少しています。ブランドの増減には規則性がないため、どのブランドでも注意が必要です。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比

3月度は銀行とECサイトカテゴリの構成比が上昇しています。銀行は三菱UFJ銀行の報告数が増加したことにより実数ベースで増加しています。またECサイトは、メルカリが実数で増加した影響で構成比も増加しています。携帯キャリアはSoftBankが減少したことにより減少しています。

※5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。

フィッシング詐欺被害防止のポイント

メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する

メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。

個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する

クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。

ログインID・パスワードの使い回しを控える

複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。

セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する

犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。