TEPCOのフィッシングサイトが急上昇 三菱UFJ銀行のフィッシングサイト も高止まり
ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。
※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。
2024年4月度のネット詐欺リポートでは、TEPCOのフィッシング詐欺が増加している点を取り上げます。
Index
TEPCOのフィッシングサイトが急増
4月はTEPCOのフィッシングサイトが急増しました。メール内に短縮URLが記載されているケースが多くみられ、URLにアクセスするとフィッシングサイトに誘導されます。短期間に集中して確認されており、注意が必要です。
また三菱UFJ銀行のフィッシングサイトが2か月間に渡り、多くの数が報告されています。通常は銀行系のフィッシングサイトは公開期間が短く、すぐに閉じられるケースが多いため報告数が少ない傾向がありますが、三菱UFJ銀行のフィッシングサイトは5月に入っても報告されており、近年見られなかった傾向になります。エポスカードやMasterCard、AmericanExpressなどクレジットカード系のブランドのフィッシングサイトも増加しており、注意が必要です。
三菱UFJ銀行のフィッシングサイト
TEPCOのフィッシングサイト
※画像はサイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
Apple IDと三菱UFJ銀行のフィッシングサイトに注意
毎月報告されているApple IDのフィッシングサイトですが、直近では報告数が急増しています。また三菱UFJ銀行のフィッシングサイトの報告数が高止まりしています。クレジットカード系のフィッシングサイトも増加傾向にあり、注意が必要です。

※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
フィッシングサイトブランドランキング
4月度は冒頭で触れたとおり、TEPCOが1位となりました。3位には三菱UFJ銀行がランクインしています。また、クレジットカード系のフィッシングサイトが5つランクインしており、上位10ブランドのうち半数を占めています。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
4月度はWebサービスカテゴリの構成比が上昇しています。TEPCO増加に伴い構成比が上昇しています。銀行は9ポイント減少していますが、三菱UFJ銀行の報告数が減少したことが起因しています。ですが高止まりの傾向があるため注意が必要です。携帯キャリアはSoftBankの報告数が減ったことにより構成比が減少しています。


※5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。
フィッシング詐欺被害防止のポイント
メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。
個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。
セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する
犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。