Appleのフィッシングサイトが急上昇、 三菱UFJ銀行のフィッシングサイト 前月同様に高止まり
ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。
※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。
2024年5月度のネット詐欺リポートでは、Appleのフィッシング詐欺サイトの増加を取り上げます。
Appleのフィッシングサイトが急増
Appleを騙るフィッシングサイトは毎月一定の報告がありますが、5月度は急増しており、前月比2.5倍に増加しました。日本ではiPhoneユーザーが多いため特に注意が必要です。また三菱UFJ銀行のフィッシングサイト報告数はここ3カ月高止まりが続いています。
三菱UFJ銀行のフィッシングサイト
Appleのフィッシングサイト
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
国際的スポーツ大会の違法視聴閲覧サイトに注意
今年の7月から始まるパリでの国際的スポーツ大会に合わせてフィッシングサイトや違法視聴サイトが増加する可能性があります。過去にもスポーツ大会の聖火リレーや試合の違法視聴サイトが確認されており、イベントに合わせた詐欺サイトが登場する傾向が見られます。
またノベルティやユニフォームなどの偽販売サイトなども登場する可能性もあるため、関連サイトやメールにご注意ください。
聖火リレーの違法視聴サイト
サッカーの違法視聴サイト
※画像は違法視聴サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
フィッシングサイトブランドランキング
5月度はAppleが1位となりました。2位の三菱UFJ銀行は前月から高止まりしています。またここ最近は下火になっていたえきねっとが再度増加しており、NTT docomoも増加傾向にあります。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
5月度はAppleや三菱UFJ銀行を騙るフィッシングサイトの増加に伴い、Webサービスと銀行カテゴリの構成比が上昇しています。


5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。
フィッシング詐欺被害防止のポイント
メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。
個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。
セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する
犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。