三井住友カード・三菱UFJ銀行のフィッシングサイトが高止まり、 帰省需要か「えきねっと」の詐欺も増加傾向
ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。
※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。
2024年7月度のネット詐欺リポートでは、三井住友カード・三菱UFJ銀行のフィッシングサイトが高止まりしている点を取り上げます。
Index
三井住友カード・三菱UFJ銀行のフィッシングサイトが高止まり
7月は前月に引き続き、三井住友カード、三菱UFJ銀行のフィッシングサイトの報告数が高止まりしています。「不審な取引が確認された」など様々な内容で注意を引き、ログイン情報を詐取する手口です。また6月からえきねっとのフィッシングサイトが増加しており、7月、8月も同様の傾向が続いています。帰省シーズンに合わせて交通系のサービスを騙るフィッシング詐欺が行われている可能性もあり注意が必要です。
三井住友カードのフィッシングサイト
三菱UFJ銀行のフィッシングサイト
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
フェスなどの違法動画視聴サイトやライフカードのフィッシングサイトに注意
フジロックフェスティバルの違法動画視聴サイトが確認されています。違法動画視聴サイトは国際的スポーツ大会に関するものも確認されており、今後も大きなイベントに合わせて登場する可能性があります。また8月に入り、ライフカードのフィッシングが急増しています。ご本人確認や重要なお知らせなど注意を引きログイン情報を詐取する手口で、注意が必要です。
フジロックフェスティバルの違法視聴サイト
ライフカードのフィッシングサイト
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
フィッシングサイトブランドランキング
7月度は三井住友カードが1位となりました。ここ数か月報告数が上位にあり注意が必要です。2位には三菱UFJ銀行がランクイン、みずほ銀行や三井住友銀行など大手銀行もランクインしています。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
7月度はクレジットカード・銀行の構成比が上昇しています。クレジットカードは三井住友カード、銀行は大手3行のフィッシングサイトが影響して構成比が増加しています。携帯キャリアはNTT docomoの報告数が減少したことにより構成比が減少しています。


※5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。
フィッシング詐欺被害防止のポイント
メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。
個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。
セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する
犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。