消費者金融のフィッシング詐欺が約30倍に増加 メルカリフィッシングサイトも増加
ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。
※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。
2024年10月度のネット詐欺リポートでは、消費者金融のフィッシングサイトが増加している点を取り上げます。
Index
消費者金融のフィッシングサイトが30倍に増加、メルカリも増加
消費者金融のフィッシングサイトが増加しています。今まで消費者金融を狙った手口は少ない傾向でしたが、10月に入ってからアイフル・プロミスを中心に報告数が前月比約30倍に増加しています。11月も増加傾向にあり注意が必要です。またメルカリのフィッシングサイトも前月比約6倍に増加しています。
アイフルのフィッシングサイト
プロミスのフィッシングサイト
メルカリのフィッシングサイト
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
JCBのフィッシングサイトが増加傾向
11月に入り、JCBのフィッシングサイトが増加傾向にあります。「ご利用履歴に不正が検出され、アカウントを停止している」といった内容でログイン情報を詐取する手口で、10月から約2倍に増加しています。
クレジットカードは様々なブランドでフィッシングサイトが作られているため注意が必要です。

※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
フィッシングサイトブランドランキング
10月度はメルカリが1位となりました。報告数は前月比2倍に増加しています。前月ランク外であったJCBが7位、りそな銀行も9位にランクインしています。冒頭取り上げたアイフルは前月比約20倍に増加し11位、プロミスは10月に入って急増し20位でした。今まであまりターゲットになっていないカテゴリであり、今後も注意が必要です。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
10月度はECサイト・銀行の構成比が上昇しています。ECサイトはメルカリ、銀行は三菱UFJ銀行やりそな銀行のフィッシングサイトの増加が影響しています。ともに実数で2倍近くに増加しています。


※5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。
フィッシング詐欺被害防止のポイント
メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。
個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。
セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する
犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。