JCBのフィッシングサイトが3倍に急増、 PayPayのフィッシングサイトが初ランクイン
ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。
※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。
2024年11月度のネット詐欺リポートでは、JCBのフィッシングサイトが増加している点を取り上げます。
JCBのフィッシングサイトが3倍に急増
前月も取り上げたJCBのフィッシングサイトが急増しており実数で3倍以上に増加しています。メールなどでバラまかれており「ご利用履歴に不正が検出され、アカウントを停止している」といった内容でログイン情報を詐取する手口です。また今年になって初めてPayPayがフィッシングサイトランキングの10位にランクインしており、前月に比べ3倍近くに増加しています。金銭付与の切り口でログイン情報を詐取する手口です。
JCBのフィッシングサイト
PayPayのフィッシングサイト※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
地方銀行のフィッシングサイトが増加傾向
12月に入り、様々な地方銀行のフィッシングサイトが登場しています。数は少ないですが、横浜銀行、四国銀行、広島銀行など様々なエリアの地方銀行のフィッシングサイトが確認されています。主に大手銀行のフィッシングサイトが作られているケースが多いですが、今後銀行のターゲットを広げてくる可能性もあり注意が必要です。

※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
フィッシングサイトブランドランキング
11月度は報告数が3倍に増加したJCBが1位となりました。前月1位だったメルカリも高止まりしています。5位に新しく登場した楽天は報告数が10倍以上増加しており注意が必要です。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
11月度はJCBのフィッシングサイトが増加したことに伴い、クレジットカードの構成比が上昇しています。また10月より国税庁e-taxのフィッシングサイトも増加傾向にあり官公庁の構成比も上昇しています。e-taxは昨年も年末に報告数が増えた傾向があり注意が必要です。


※5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。
フィッシング詐欺被害防止のポイント
メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。
個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。
セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する
犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。