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2025年1月度ネット詐欺リポート

UC Cardのフィッシングサイトが76倍に増加 TS CUBIC CARDも急増

ネット詐欺リポートは毎月調査・収集した詐欺サイトを分析し、傾向をまとめたリポートです。

※「インターネット詐欺リポート」(www.sagiwall.jp)は、2025年4月度より「ネット詐欺リポート」(netsagisoken.jp)として名称及びドメイン変更をいたしました。

2025年1月度のネット詐欺リポートでは、UC Cardのフィッシングサイトが増加している点を取り上げます。

UC Cardのフィッシングサイトが76倍に増加、TS CUBIC CARDも5倍に増加

UC Cardのフィッシングサイトの収集数が前月比76倍と大きく増加しています。メールやSMSでバラまかれており、「個人情報の確認」「第三者から利用されている」といった内容でログイン情報を詐取する手口です。

UC Cardのフィッシングサイト

※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

また毎月定期的に報告されているTS CUBIC CARDのフィッシングサイトが前月比5倍に増加しています。TS CUBIC CARDはトヨタファイナンス株式会社から提供されているクレジットカードでロードサービスの付帯やレンタカー割引など自動車に関わる特典があり、長距離移動需要の時期を狙った可能性もあります。同じく交通系のえきねっとのフィッシングサイトも多く報告されています。

TS CUBIC CARDのフィッシングサイトTS CUBIC CARDのフィッシングサイト
えきねっとのフィッシングサイトえきねっとのフィッシングサイト

※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

国税庁のフィッシングサイトが急増、確定申告のシーズンを狙った可能性も

2月は国税庁のフィッシングサイトが急増しています。税金の未納といった内容でログイン情報を詐取する手口で、前月に比べて約10倍近くに増加しています。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用する確定申告のシーズンを狙った可能性があり、注意が必要です。

国税庁のフィッシングサイト

※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

フィッシングサイトブランドランキング

1月度はJCBが1位となりました。例年1月後半から2月にかけては、フィッシングサイトの報告数が減少する傾向があり、12月と比べると25%減少しています。その中でもUC CardやTS CUBIC CARDといったブランドは急増しており、さまざまなブランドで注意が必要です。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比

1月度はクレジットカードのフィッシングサイトは実数では微増ですが50%以上を占めています。またECサイトはAmazonなどのフィッシングサイトが減少した影響で構成比が減少しています。

※5ポイント以上上昇したカテゴリは赤色の矢印になります。
※5ポイント以上減少したカテゴリは黄色の矢印になります。

フィッシング詐欺被害防止のポイント

メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する

メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスする。 または、怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し事前にURLをチェックする。

個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する

クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報などについてメール・SMSでの問い合わせは行っていないため、情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。

ログインID・パスワードの使い回しを控える

複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によってログインID・パスワードが詐取された場合、他のサービスサイトの不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにもログインID・パスワードの使い回しはせず、サービスごとに登録内容を変更し管理を行うようにしましょう。

セキュリティソフトやネット詐欺専用ソフトを導入する

犯罪者の手口は日々巧妙化しており、今まで意識してきた対策が通用しなくなる可能性があります。日々進化するネット犯罪に対抗するにはセキュリティソフトを導入することも必要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。