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「ウイルス感染」して支払い20万円?

偽警告・偽アプリ

2025.05.22

性別

男性

年代

不明

発生時期

不明

経緯・内容

私ではなくて義父が合った詐欺です。ネットサーフィンをしていたところ、「ウイルスに感染した」という表示が出てきて電話番号が表示されたそうです。慌てて電話をかけると、20万円分の電子マネーをコンビニで買うようにと指示され、買ってしまいました。

父は母と一緒に暮らしていますが母は外出中でした。そのまま誰にも相談することなく詐欺に引っかかってしまいました。私からすれば、どうしてそんな典型的な詐欺に…と思ってしまいますが、冷静さを欠いてしまったこと、ネットに関してあまり知識がなくそれらしい言葉が出てくると簡単に騙されるのだなと思いました。
騙されないように色んな詐欺のパターンを知っておくとともに、家族にまずは相談できるような関係づくりが大切だなと感じました。

被害内容

義父がネットサーフィンをしていたところ「ウイルス感染」という表示が出た。
表示に出た電話番号に電話してしまい、指示された通りに電子マネーを20万円分購入してしまった。

森教授のコメント

ネット詐欺は身近な人が巻き込まれる可能性があり、家族のサポート体制が被害防止に大きな役割を果たします。

日頃から「こういう詐欺があるらしいよ」と話題にすることで、冷静な判断力を育む土台になります。
また、家族に相談しづらい状況も想定し、信頼できる相談先をいくつか事前に用意しておくことも大切です。身近なつながりと、外部の助けを組み合わせることで、被害を未然に防ぐことができます。

情報元

引⽤元‧BBSS社によるアンケート募集
2024年9月~10月末実施

詐欺に遭ってしまったら

確認事項
  • 証拠を保存する
    被害に関するSMS、メール、詐欺サイトのURL、画面のスクリーンショット、課金履歴など、証拠となるものはすべて保存します

【支払ってしまった場合は】

  • できるだけ早く警察に被害届を出す
    詐欺被害に気づいたら、まず最寄りの警察署やサイバー犯罪相談窓口に被害届を提出します。被害の経緯や振込記録、やり取りの証拠(メール、請求書、画面キャプチャなど)をまとめて持参するとスムーズです。
相談窓口

警察庁:都道府県警察本部サイバー犯罪相談窓口一覧

URL:https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html

詐欺被害予防・対策

対策・予防

突然「ウイルス感染」などの警告画面やポップアップが表示されても慌てず無視しましょう。ポップアップなどに表示されている電話番号にはかけず、画面を閉じることが大切です。

電子マネー、チャージなど利用上限設定など可能な設定をしておく、相談窓口を把握しておく、金銭やりとり発生前の身近な人への相談なども有効です。

関連ページ

ネット詐欺に遭ったら
https://netsagisoken.jp/solution/