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検索上位にも偽サイトが表示⁉

フィッシング詐欺

2025.05.22

性別

女性

年代

30代

発生時期

不明

経緯・内容

ネット証券についてグーグルで検索していたところ、証券会社のサイトに違和感がありアドレスを見ると「https」ではなく「http」!!もう一度検索して見ると、やはり偽サイトでした。

検索候補上位にも偽サイトが表示されるなんて!!
ぱっと見て違いがわからなかったのでアドレスを確認して正解でした。

被害内容
  • Googleでの検索中に偽のネット証券サイトが表示された

    検索候補上位にフィッシングサイトが表示された

    URLが「http」になっていた

森教授のコメント

証券会社を装ったフィッシング詐欺において、URLの「http」と「https」の違いに着目し、不審なサイトへのアクセスを回避された判断は適切でした。しかし、現在では「https」を使用したフィッシングサイトも増加しており、httpとhttpsの違いだけで安全性を判断するのは難しくなっています。

特に金融機関を装った詐欺サイトでは、見た目が本物と酷似している場合が多く、URLの細部やドメイン名の違いに注意を払う必要があります。

日本のネット証券会社を利用する際は、金融庁が提供する「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
で、該当の証券会社が正式に登録されているかを確認することも有効です。また、検索エンジンの広告枠に偽サイトが表示されるケースもあるため、検索結果の上位に表示されたからといって安心せず、公式サイトのURLを直接入力するか、ブックマークを利用するなど、安全なアクセス方法を心がけましょう。

情報元

引⽤元‧BBSS社によるアンケート募集
2024年11月~12月末実施

詐欺に遭ってしまったら

確認事項
  • ID・パスワードの変更

    詐欺サイトに入力したIDやパスワードはすぐに変更し、同じパスワードを使い回している他のサービスも全て変更します。

相談窓口

IPA情報セキュリティ安心窓口

https://www.ipa.go.jp/security/anshin/index.html

警察庁:都道府県警察本部サイバー犯罪相談窓口一覧

URL:https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html

詐欺被害予防・対策

対策・予防

検索で表示されるサイトでも怪しいところがないかを確認することは大切です。頻繁に利用する公式サイトはブックマークしておくと安心です。

関連ページ

ネット詐欺に遭ったら
https://netsagisoken.jp/solution/