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【ネット詐欺体験談】絶版本が激安で在庫多数?古本通販詐欺|偽リユース店「名義」の手口と対処法

偽販売サイト

2025.10.02

性別

男性

年代

30代

発生時期

2025年8月頃

経緯・内容

私は読書が趣味であり、本屋や図書館だけでなく古本屋やネット書店も利用して読みたい本を入手している。

今から数日前のこと。私はあるサイトで以前からどうしても読みたかった本が売られているのを見つけた。小躍りしながら早速購入しようとして、私は首を傾げた。あまりにも売られている状況がおかしかったからだ。

私が欲しい本は今から30年以上前に出版された本で絶版になってからかなりの時間が経過しており、なかなか市場に出回らない。おまけにその本を欲しいと考える人が多いので仮に売られることがあっても少なくとも1万円、場合によっては数万円の値段がついてもおかしくはない。

にもかかわらずそのサイトでは5000円ほどで売られており、入手困難な商品であるにもかかわらず複数冊在庫があるという。

私は気になって出品者を確認してみた。出品者は古本などを取り扱う大手のリユースショップになっていた。出品者を知り、私はさらに疑問を抱いた。大手のリユースショップであるのに取り扱っている本の価値がわからないわけがない。それに大手リユースショップであったとしても入手の困難さを考えると複数冊在庫があるとは思えない。

私はしばらく考えて、やがて「これは詐欺サイトではないか」と気づいた。問題の本を出品しているとされる大手リユースショップに連絡を取り確認したところ、案の定、詐欺サイトであることがわかった。購入をためらい確認したお陰で私はお金や個人情報を盗られずに済んだ。

今思うと私が詐欺サイトに騙されずに済んだのは本に対する愛情があったからだと思う。本に対する愛情があったから出品されている商品に違和感を抱いて偽サイトだと気づくことができた。詐欺に遭わぬよう気をつけながらこれからも読書という趣味を大切にしていきたいと思う。

被害内容

絶版本を安価・複数在庫で売るサイトを発見したが、値段や在庫状況に違和感。大手店名を騙る詐欺と確認して購入回避。

森教授のコメント

絶版本という強い希少価値を持つ商品を狙う点は非常に巧妙で、典型的な偽販売サイトの手口です。
今回の事例では、報告者の方の本に対する深い関心と相場感覚が違和感の発見につながり、被害を避けられたことが大きなポイントでした。

逆に言えば、そのような知識がなければ「安価で在庫が豊富」という提示を疑えず、リスクは高まります。予防の基本は、会社概要や住所・電話番号の実在確認、不自然に安すぎる価格や在庫の多さへの警戒、そして銀行振込限定など購入者保護のない決済手段を避けることです。

万一入力や支払いをしてしまった場合は、下記の「確認事項」に従って対応し、不安があれば消費生活センターや警察の相談窓口に早めに相談することが有効です。

情報元

引⽤元‧BBSS社によるアンケート募集
2025年8月実施

詐欺に遭ってしまったら

確認事項
  • 特定商取引法の表示:運営会社名・所在地・電話・責任者・返品規約・支払方法・古物商許可番号が揃っているか。固定電話が携帯番号のみ、住所が存在しない/レンタルオフィスのみは要注意。
  • 画像と在庫:画像が他サイトの流用(画質不自然・透かし消し痕)、希少本なのに「新品同様が多数」「在庫10冊」など不自然な在庫・状態表記。
  • 相場乖離:最近の落札・成約相場から極端に安い/条件が良すぎる。
  • 支払手段:銀行振込前払い限定や暗号資産払いのみは危険。コンビニ後払い・クレカ(3Dセキュア)・エスクローなど購入者保護がある手段を優先。
相談窓口

消費者ホットライン -局番なし「188」(いやや)-
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

都道府県警察本部サイバー犯罪相談窓口一覧
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html

詐欺被害予防・対策

対策・予防
  • ショッピングサイトを利用する際は、会社概要や住所が実在するかを確認しましょう。

    決済方法が銀行振込のみであったり、口座名義が不自然な場合は注意が必要です。

  • 価格が不自然に安い商品、口コミが高評価のみなど都合が良すぎる場合は注意

    他サイトより極端に安い価格設定や一般のサイトで在庫切れが多いのに在庫が潤沢であったり口コミも高評価のみなど都合が良すぎる場合は詐欺サイトの可能性が高いです。