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【ネット詐欺体験談】自治会長を装う集金メッセージ | 顔が見えないグループでの手口と対処法

2025.12.26

性別

男性

年代

50代

発生時期

2025年9月頃

経緯・内容

町内会の連絡用グループチャットに、突然「防災用品の共同購入」の話が出た。

自治会長の名前で投稿され、支払いは代表者の口座へ振込とのこと。近所付き合いの信頼もあり、私を含め数人が振り込んだ。ところが、後日その投稿は削除され、自治会長に確認すると「そんな話はしていない」と。

調べると、詐欺師が自治会長になりすまし、グループに入り込んでいた。顔が見えるはずの町内で、顔の見えない詐欺に遭うとは思わなかった。

被害内容

町内会のグループチャットの投稿にて共同購入の話が持ち上がり、防災用品を購入したが、なりすまし投稿であり、だまされてしまった。

森教授のコメント

町内会のグループチャットに詐欺師が自治会長になりすまして侵入し、「防災用品の共同購入」を装って複数の住民から振込金を騙し取った事例です。顔見知りの信頼関係を悪用したこのような巧妙な攻撃は、防ぐことが非常に難しいのが実情です。

こうした事例の報告はまだ多くありませんが、関連する事例としてマンション管理組合や修繕委員会のグループへの「なりすまし侵入」が報道されています。今後、こうした内部関係者をかたる詐欺にも注意が必要です。

今回、詐欺師がグループチャットに入り込んだ経路は明らかではありませんが、自治会長のアカウント乗っ取り、回覧物などに記載されたグループ招待用QRコードの窃取、あるいは内部者の意図的または無意識の関与といった可能性が考えられます。
対策としては、グループチャットの運用ルールを町内会で明確に定めることが有効です。具体的には、自治会内の送金先は自治会名義の公式口座のみとする、緊急の金銭依頼があった場合は電話など別の手段で本人確認を行う、といったルールをグループ内で決めておくことが推奨されます。「顔が見える関係」だからこそ疑わないという心理を突いた攻撃があり得ることを認識し、デジタル上のやり取りでは常に確認の一手間を惜しまない姿勢や、ルールに従うことで自動的に確認がなされる仕組みづくりが大切です。

情報元

引⽤元‧BBSS社によるアンケート募集
2025年9月~10月末実施

詐欺に遭ってしまったら

確認事項
  • 振込先の金融機関への連絡と確認
    誤振込みの取り消し依頼ができないか、振込先の講座が詐欺口座の可能性がある旨連絡
  • 振込元の銀行へも連絡:口座凍結の支援 手続きの案内
  • 警察への相談、被害届を提出する
  • 2段階認証ONや多要素認証、パスキー登録などを有効にする。
  • メッセージアプリと端末の安全を確認する
    なりすましアカウントを通報・ブロック。管理者はグループDMの招待リンクなどを無効化・更新
相談窓口

消費者ホットライン -局番なし「188」(いやや)-
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

都道府県警察本部サイバー犯罪相談窓口一覧
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html

詐欺被害予防・対策

対策・予防
  • 自治会でのルールを決める
    自治会名義の公式口座のみ使用(個人口座・聞き慣れない名義は不可

    1万円超や共同購入は役員2名以上の承認 等

  • グループDMの運用強化
    表示:アナウンスに「送金先は公式口座のみ/個人宛振込は不可」「緊急連絡は別経路で再確認」と明記し、ピン留めするなどルールをいつでも確認可能な状態に。