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【ネット詐欺体験談】配送先不備を装う偽SMS詐欺 | 再配達手数料名目で個人情報を狙う手口と対処法

フィッシング詐欺

2026.02.25

性別

男性

年代

40代

発生時期

2025年5月頃

経緯・内容

ある日、スマートフォンに「【重要】配送先住所に不備があるため、荷物をお届けできません」というSMSが届きました。
ちょうどその数日前に大手通販サイトで買い物をしており、実際に発送連絡も来ていたタイミングだったため、まったく疑わずに記載されていたURLをタップしてしまいました。
リンク先は、見た目が本物そっくりの配送会社のサイトで、ロゴや色使いも普段見慣れているものだったため、「住所確認のため」と表示されたフォームに氏名・住所・電話番号を入力しました。

その後、「再配達手数料として100円が必要です」と表示され、クレジットカード情報の入力画面に進んだところで、ふと「100円だけなのにカード情報まで必要なのはおかしいのでは?」と違和感を覚えました。
念のためURLをよく見ると、公式サイトとは異なる不自然な文字列になっており、ここでようやく詐欺の可能性に気づき、入力途中で画面を閉じました。

幸い、カード番号までは入力していなかったため被害はありませんでしたが、もし少しでも判断が遅れていたら、個人情報やカード情報を盗まれていたと思います。
これまで「自分は詐欺には引っかからない」と思っていましたが、自分が実際に荷物を待っているタイミングや本物そっくりの画面が重なると、冷静な判断ができなくなることを実感しました。

それ以降、SMSやメールに記載されたリンクは直接開かず、必ず公式アプリやブックマークから確認するようにしています。
同じように「ちょうどタイミングが合っていた」という理由で、誰でもうっかり引っかかる可能性があると思うので、ぜひ多くの人に注意してほしいです。

被害内容

「配送先住所に不備がある」とするSMSを受け取り、記載されたURLから本物そっくりの偽サイトに誘導された。氏名・住所・電話番号を入力した後、再配達手数料名目でカード情報入力を求められたため不審に思い、途中で画面を閉じた。カード情報は入力せず被害は免れた。

森教授のコメント

本件は、配送会社を装ったSMSを無差別かつ大量に送信するフィッシング詐欺の典型例です。攻撃者は特定の個人を狙っているわけではありませんが、その受信者の中には、たまたまその日に荷物の到着を待っている人が一定数存在します。その結果、報告者のように「まさに今の自分の状況に合っている」と感じてしまい、自分ごととして受け止めてしまう点に、この手口の巧妙さがあります。「自分は詐欺には引っかからない」という意識を持っていても、現実の生活状況とメッセージ内容が重なることで判断を誤りやすくなることを示しています。

一方で、再配達手数料を名目にカード情報の入力を求められた段階で違和感を覚え、URLの不自然さに気づいた点は高く評価できます。その後、SMSやメール内のリンクを直接開かず、公式アプリやブックマークから確認する行動に切り替えた点も適切です。また、報告者が書かれたように、こうした手口の存在を事前に知っておくこと自体が重要な対策となります。どのような文面や誘導が使われるのかを知っていれば、違和感に早く気づくことができ、被害を未然に防ぐ可能性が高まります。

情報元

引⽤元‧BBSS社によるアンケート募集
2025年11月~12月末実施

詐欺に遭ってしまったら

確認事項

入力した情報の影響確認

  • 氏名・住所・電話番号を入力しているため、今後の詐欺SMSや迷惑連絡に注意する
  • 同様の情報を登録している通販サイトのアカウントに不審な変更がないか確認する

カード情報の安全確認

  • 今回は未入力でも、カード利用通知をONにして明細をしばらく監視する
  • 不安があればカード会社へ相談し、利用制限設定を確認する

端末・メッセージ管理の確認

  • 不審なSMSの差出人をブロック・削除する。
  • ブラウザの履歴・Cookieを削除し、怪しい通知許可がないか確認する
相談窓口

消費者ホットライン -局番なし「188」(いやや)-

http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

都道府県警察本部サイバー犯罪相談窓口一覧

https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html

詐欺被害予防・対策

対策・予防

配送連絡の確認ルール

  • SMSのリンクは開かず、必ず公式アプリや公式サイトから確認する
  • 「少額手数料」「今すぐ対応」など焦らせる文言は疑う

URL確認の習慣化

  • ロゴやデザインではなく、ドメイン(公式URL)を確認する
  • 不自然な文字列や短縮URLはアクセスしない

情報流出後の二次被害防止

  • 今後届く宅配・銀行・通販名義のSMSは特に慎重に対応する
  • 家族とも共有し、「タイミングが合う時ほど危険」という認識を持つ